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GAME2:WINTER

殺人、強姦、何でもあり。ルール無用のサバイバルゲーム「GAME2:Winter」。
 
 
2017年2月中旬。私はネットにてとあるロシアのサバイバル番組が放映されるとの情報をキャッチする。マイナス40度を超えるシベリアの地で10ヶ月間、参加者達が生き延びる様を24時間ネット生中継で放送するとの内容だ。なんとルール無用。何をしても良いそうな。
 
参加希望者は事前に何が起ころうと企画会社に対し一切の責任を追求しない旨が記載された誓約書にサインをしゲーム開始前にロシア特殊部隊より一定レベルの訓練を受けてから番組に参加。また参加者は「リタイアボタン」を所持しており、それを押せばすぐにヘリコプターにて救助隊が救助に駆けつける救済措置もある。
 
番組制作者より「暴力、殺人、強姦、飲酒、喫煙」これら全ての行為が許可されている。それらの行為が放送されたとしても番組の放映は中止されない。しかし番組内で行った不法行為については番組終了後に法律に則り刑罰を課せられる。ナイフの持ち込みは可能だが銃火器は禁止。食料は現地調達のみで持ち込み不可。各要所には合計2000台以上の定点カメラが設置されており、その他に参加者全員にもカメラを帯同させ、24時間いつでも彼等の生活の様子を視聴する事が可能。そして番組の視聴者は贔屓にしているプレイヤーに対し有料でアイテムの送付ができる。賞金は1億ルーブル。円換算でおおよそ2億円。番組終了後に生存者で山分けするとの事。
 
これがこの「GAME2:WINTER」の主催者。名前は「エフゲニー・ピャトゥコーブスキー」。ロシアの大富豪らしい。
 
「何て素晴らしい番組なんだ。」この情報を見た時から私は番組が放送される7月1日を今か今かと待ち望んでいた。
 
そして待望していた7月1日。待てど暮らせど特に進展がない。何処でどの様に放送されているのかがイマイチ掴めないのだ。日本語でこの番組について新しい情報が記載されているサイトはどこにもないし、YouTubeのチャンネルは存在してはいるものの、参加者であろう人物達が自己紹介をしている動画だけで肝心の本編が1つもない。分からないなりにロシア語だらけの公式サイトを隅々まで見尽くしてみたのだがどこでどの様に放送されているのかさっぱり分からず終いであった。
 
冷静に考えてみればこんな番組が成立するはずがない。マイナス40度の中で自給自足だけで10ヶ月間も生活するなんて多少の訓練を受けていたとしても不可能だ。参加者全員がリタイアするか凍死するかでまともな番組にはならないだろう。
 
「ルール無用」との謳い文句も今思えばただの番組PRのための嘘八百な宣伝にすぎないのではないか。そもそも番組終了後に刑罰を課せられるであるならば殺人をはじめ、その他の重犯罪行為を犯す参加者はいないはず、割に合わないからだ。
 
仮に1人の参加者が他の参加者全員を殺害し、2億円を総取りするにしても番組終了後普通に死刑になるのでは誰もそんな事をするはずがない。ルール無用といえど実質は法律がルールとして課せられている様なものである。
 
という事を思いながら過ごしていたらここ最近日本のとあるサイトにてこの話が主催者によるただのデマだったという記事が投稿される。主催者の「エフゲニー・ピャトゥコーブスキー」は「GAME2:WINTER」という嘘の番組の宣伝をする事により「どれだけの人間がサイトに訪れるか」実験を行っていたのだ。「1円もかけずにウェブサイトの訪問者を200万人まであげる事ができた。」と本人は語る。この番組を現地でみたいとシベリア行きの航空券を買った人間に対しては賠償金を支払い補填するとの事。
 
大きく期待を裏切られる幕引きであった。
 
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