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最高の一枚

 

最高の一枚。

 

2015年、俺は知り合いの知り合いが保有する神奈川県蔵敷にある3階建てのシェアハウスの1室を月々5万で借り受けてそこからバスと電車を乗り継いで九品仏にある小規模多機能型施設にて介護職に従事していた。

 

6ヵ月間のトヨタでの期間工としての仕事を終え一度実家の広島に帰ったのだが特にやる事もなく、やりたい事もなく日々だらだらと家でゴロゴロする日々、そんな矢先にたまたまLINEで連絡を取った知り合いが現在昔の会社の先輩が保有する神奈川県の一軒家に一人で住んでいるという。まだ空いている部屋があるため家主曰く月々5万で住まわしてやるとの事。俺は暇だったので住みたいという旨を家主に連絡を付け、身支度をして次の日には神奈川のその家に寝泊りする事になった。

 

無職で実家から出てきた俺はとりあえず月々の生活費を稼がねばならなかった、特に「これがやりたい!」なんてものもないから仕事は何でもよかった。そんな中ケアマネージャーをやっている家主から知り合いの会社で介護職員を募集しているという話を聞く、とりあえず俺はその仕事に就いてみることにしたのである。

 

無職の状態の俺は基本的に精神がハイになっているので常にハイテンションであり毎日楽しい。しかし一度働き始めるとその時の自信はどこへやら、たちまち俺のメンタルギアはローに入ってしまうのである。介護職に就いてからしばらくして俺はこのままこのクソ会社の底辺介護職員としてジジババの糞尿を一生涯掃除しながら低賃金でコキ使われていつの間にか年をとって人生を終えるのかという気がしてきて、その実感に震え慄いていた。

 

俺が何よりも恐ろしいのはサラリーマンとして長い期間ルーチンワークをこなしている間にいつの間にかその日常に何の疑問も抱かなくなり、脳死状態の様な状態で朝の電車に乗ってなんとなく仕事をこなし定期的に入ってくる給料でテキトーに日々の鬱憤を晴らし自分を満たし、特に人生何かを成したわけではないが日々の生活を凌いでいく事はできると頭の中で考えて死ぬまでそのありきたりな現状を維持する、そんな日常が自分の中で普遍的になってしまい自分が取るに足らないしょーもない鳴かず飛ばずな人間になってしまう事が一番恐ろしいのである。

 

そんな感じのことを介護職に就いた頃よりしばしば考えながら生活していたがある時からそんな逆境から何とか這い上がろうと「何かしなければ」という思いに駆られるようになる。

 

上記の画像はそんな鬱屈した俺の未来を打破するための希望の一手であった。

 

何の画像かというと2015年にYouTubeへアップしていた映像付きの雑談ラジオ動画のサムネイルに使っていた画像なのだ。この雑談ラジオは11回ぐらいまでYouTubeへアップした、しかし後にその動画を見返してみれば俺と知り合いのもう一人がボソボソとどーでも良い事を喋っているだけのクソつまらない内容だったので消去した。今はもう元データから消しているのでもう二度と聞けない。後に残るはこの画像だけである。

 

この画像は絶望的な逆境から這い上がろうとした俺の希望の結晶そのものである。見てくれれば分かる様にこの画からは何とか現状を打破してやろうというその強い意志や現状に満足せずより高みを目指す青年の凄みというものが至る所から滲み出ているのが見て取れるであろう。

 

だから俺はこの画像にメチャクチャ愛着があるし、生涯大切に保存しておきたいし、俺が死んだ時にはこの画像をプリントアウトしてこの画像で棺桶を一杯にしてほしいと思っている。恐らくこれから死ぬまでに見るありとあらゆる全ての画像の中でこれが俺が最も良いと思う一枚であるだろう。

 

この画像を見た皆ももうこの画の素晴らしさと得も言われぬ魔の魅力に取りつかれている事だろう。俺もそんなキミ達と一緒の面持ちだ。

 

そんな人々の声を汲み取って俺はこの思い出深い最高の一枚画像をTシャツとして世界に発信していこうと思い立ちました!

 

現在絶賛製作中!近々販売しようと思っています!

 

乞うご期待!

 

日記
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